【天下の堅城と伊豆の海山グルメ】3泊4日で行く!小田原~伊豆半島一周ふらっと一人旅(中編)

軽キャンと旅
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2024年1月4日から3泊4日で小田原から伊豆半島を車中泊旅をしてきました。

岐阜を出発し、小田原を経由してから伊豆半島を周ったのでおよそ1,000キロほど相棒である愛車バモスと走りました。

けっこうな距離になりましたが、1人なので自由気ままにゆったりとした旅になったのでとても満足いくことができました。

ちなみに1月とはいえ、けっこう温かかったので走行中は暖房を使いませんでしたし、車中泊の時にも寒くて寝られないということはありませんでした。

真サガ
真サガ

中編では伊東市から海岸線を南下しながら、稲取港や爪木崎などを寄り道しながら下田に行き、下田観光の後に夕日を見てから大浜海岸で車中泊をするところまでの工程になります。

主なルート

【伊東市~望洋公園展望台~稲取港周辺~河津市~爪木崎~下田市~ユウスゲ公園~大浜海岸駐車場】

大室山を断念⁉怪しい博物館へ

1/ AM8:30

朝起きるとかなり強い風が吹いていました。
どうやら夜中から強くなったようで、今日いっぱい強い風が吹いたままみたいです。

軽く朝食を済ませて大室山の入口に向かうと強風のためリフトは運休とのこと。

マジか!?大室山の頂上からの景色見たかった!

行けないものは仕方がないので気を取り直して次へ。

向かったのは『怪しい少年少女博物館』という名前も外観もかなり怪しげな場所へ。

入館料料1000円というのが高いかどうかは人それぞれだと思いますが……。

確かに館内にはちょっと怪しげな物もありますが、その他にもどこか懐かしいレトロな物が展示してあり、我々おっさん世代にはハマりそうな物が多くあります。

店舗の奥には手作り感満載のお化け屋敷もあります。
どんな内容かというと…それはぜひ体感してください(笑)

ひと通り見て十分楽しんだので、次の場所へ向かいます。

【怪しい少年少女博物館】
入館料: 1100円
営業時間: 午前9:00~午後5:00
定休日: 年中無休
昔のファッション、年代物の玩具、怪しげなコレクションを紹介する、ユニークな博物館。

東伊豆の穴場の絶景スポット 望洋公園展望台

1/6 AM9:45

風は強いけど天気が良かったので、せっかくだから海を眺めに行くことに。

城ヶ崎海岸などの人混みを避け、マイナーな場所を探していると、見つけたのが『望洋公園展望台』

国道を黒根岩風呂から北川温泉街の方に進み伊豆北川駅の前に行きます。
ここにはちょっとした広場があるので、ここに車を停めてあとは上り坂道を歩いて行くことになります。

10分ほど歩くと開けた場所に出るのですが、公園といえるような施設はなく展望台があるくらいです。

ですが、その展望台から眺める海が圧巻。

どこまでも続く青い海と空が目の前に広がっていて、いつまでも眺めていられます。

穴場スポットなのか他に人もいなく、ゆっくりと大自然の雄大さを感じる事ができました。

稲取港周辺散策 朝市で地元グルメを食す

1/6 AM10:30

再び海岸沿いを南下して着いたのが稲取港

ここでは毎週末に朝市を開催しているみたいで、面白そうだったので覗いて行くことにしました。

中では魚介類だけでAMなく、特産品その他パンやスイーツなど多種多様なものを販売していたので、見るだけでも楽しかったです。

色々見ていて、一番目についたのが金目鯛の釜飯

できたて熱々をここで食べていけるというので、少し早い昼食として頂いていくことにしました。
小ぶりな釜飯ですが、セルフの味噌汁もついて700円

金目鯛の身もちゃんと入って味もしっかりとついていてめちゃくちゃ美味しかったのでオススメですよ。
市場の中なんですが、外飯効果もあり更に美味しく感じました。

【稲取港朝市】https://minatonoasaichi.wixsite.com/inatori
営業日: 土日祝
営業時間: 午前8:00~午後0:00
金目鯛の釜飯(味噌汁付き) 700円

1/6  AM11:00

稲取港の近くには稲取竜宮岬公園というこぢんまりした公園があり、周辺には遊歩道が整備されています。

ここも人が少なかったので、穴場的な場所なのかもしれません。

遊歩道の近くには神社や燈台があるので、ゆっくり静かに見て回ることができるのではないかと思います。

温泉卵も食べられる 峰温泉大墳湯公園

1/6 PM0:00

稲取から爪木崎に向かう途中で少し寄り道。

河津桜で有名な河津市に立ち寄りました。
もちろんこの時期に桜は咲いてないので、お目当ては別の場所。

河津市にある『峰温泉大噴湯公園』です
ここにある間欠泉を見に行ったのですが、吹き出すまでかなり時間があったので見る事ができませんでした。

その代わりにかなり熱めの足湯でまったりしたり、おいしい温泉卵を食べ楽しみました。

間欠泉は毎時30分に吹き上がるのですが、その間隔は1時間あるので時間に余裕がある人にはオススメですよ。
ちょっとしたお土産も売っていますし、私も体験した足湯や温泉卵を食べながら待ってもいいでしょう。

【峰温泉大噴湯公園】 https://kankou.town.kawazu.shizuoka.jp/attraction/141/
入園料: 無料
定休日: 火・金曜日
利用時間: 9:00~16:00
大噴湯吹き上げ時間: 9:30から16:30まで1時間おき
無料駐車場有り 無料足湯有り

東伊豆の景勝地 爪木崎

1/6 PM1:00

爪木崎は伊豆でも有名な景勝地です。

また伊豆屈指の観光スポットのようで、駐車料金500円が必要になります。
また、正月休みだったのもあって、観光客が多かったです。

駐車場から浜辺に降りることができ、波打ち際に沿って歩いていくと灯台があります。
他にも水仙の群生地もあったりして、いろいろと見所があります。

この日は若干風が強かったですが天気も良く、透き通った海と青い空のコントラストが素晴らしい景色を作り出していました。

【爪木崎】 https://www.city.shimoda.shizuoka.jp/category/100100midokoro/110772.html/
駐車場: 有料(500円)
須崎半島の東南端にある景勝地。白亜の灯台が立ち、俵磯と呼ばれる柱状節理の断崖など見事な海岸風景を見られます。またその中には、爪木崎花園があり、四季折々の花を咲かせています。冬には野水仙の大群落を見ることができます。

また、浜辺には海の家のような食堂があり、そこでは海鮮料理などを食べる事ができます

私はそこで味噌ラーメンを食べましたが、魚介の出汁が出ていてとても美味しかったです。
その他にも押し寿司やうどん等あり、しかもリーズナブルな値段ですので小腹を満たすにのにもいいんじゃないでしょうか。

グルメと遊びを満喫 ペリー来航の地「下田」

1/6 PM1:45

伊豆旅行2日目のメインの目的地である下田を目指します。
爪木崎からは車で20分ほどの走ることになります。

下田は伊豆の最南端の市であり、ペリー来航の地としても有名です。また、それにちなんだ場所や施設が市内の各所に点在します。

まずは下田散策の拠点として道の駅開国下田みなとに車を停めます。

道の駅の駐車場が満車の時には南にある臨時駐車場が使えるので、車を停められないということはないでしょう。
私が行った時も道の駅の駐車場は満車だったので、臨時の駐車場に停めました。

【道の駅 開国下田みなと】 https://www.kaikokushimodaminato.co.jp/
電話番号: 0558-25-3500
駐車場: 207台(臨時駐車場あり)
営業時間: 9:00~17:00(施設により異なる)
主な施設: ミュージアム、レストラン、ショップ、観光案内所

道の駅下田に来たのは、何としても食べたいものがあったから。


それは下田バーガー
かの有名なゆるキャン△で登場したキンメダイバーガーのこと

道の駅内にお店があるカフェ&ハンバーガーの店『RA-maru』にあり、料金は1500円

魚系のハンバーガーはほとんど食べたことがなかったけど、この下田バーガーはマジで旨い。
しっかりとタレの絡んだ金目鯛フライと溶けたカマンベールチーズと合わさって格別な味を醸し出している。

今まで食べたハンバーガーの中で確実に一番高いですが、きっと損はしないと思うので、ここに来たら食べてみることをオススメします。

【Ra-maru】 https://www.kaikokushimodaminato.co.jp/ra-maru
場所: 1階東棟
電話: 0558-27-2510
営業時間: 10:00~17:00(ラストオーダー16:30)
定休日: 年中無休
​支払い方法: 現金

1/6  PM2:00

そこから徒歩で向かうのはペリーロード。

ペリーロードとは小さな川に沿って、旧澤村邸から、了仙寺まで続く道です。なめこ壁の建物や、おもむきある建物が並んでいます。近くには、長楽寺という、開国に縁のあるお寺もありました。

ペリーロードを抜けてさらに西に行くと黒船ミュージアムや開国記念館もあり、ペリーロードからこの辺りが下田の見所になると思われます。

周辺にはいろいろな趣あるお店が並んでいますが、食べ歩きできるようなお店は少なかったですね。
オシャレなカフェは多かったので、ドリンク類をテイクアウトして飲みながら歩くのがいいのかもしれません。

1/6 PM2:45

余談ですが、旅行で訪れた場所で、その土地ならではの町並みや建物を見るのが好きなので、積極的に歩くようにしています。

ですので、ここでもペリーロードから下田駅の方までゆっくりと歩くのを楽しみながら下田ロープウェイに向かいました。

下田ロープウェイは駅前と下田の街を眺めるようにそびえる標高500mの寝姿山の山頂を繋ぐロープウェイで所要時間はおよそ10分で料金は往復で1500円です。

山頂では遊歩道が整備されており、神社や展望台があって下田港の絶景を眺めながら散策することができますよ
人もそれほど多くなかったので、けっこうオススメの観光スポットだと思います。

【下田ロープウェイ】 https://www.ropeway.co.jp/wp/
乗車賃: 1500円(往復)
営業時間: 8:45~17:00(3/16~10/15)、 8:45~16:45(10/16~3/15)
時刻表: 毎時00分から15分間隔で運行
割引券あります。詳しくはHPをご覧ください。

ちなみに下田とうきゅうの南側にある駅前の観光案内所でロープウェイや観光船のチケットなどをお得な値段で取り扱っているので、下田市に訪れた時には最初にここに来るのがいいと思います。

【下田市観光協会 駅前案内所】
住所: 静岡県下田市1丁目4-27
電話番号:  0558-22-1531

伊豆のサンセットスポット ユウスゲ公園

1/6 PM4:30

下田を十分に堪能できたので、本日の締めとして夕陽を見に行きたいと思います。

夕陽を見る場所として選んだのはユウスゲ公園。
下田からおよそ車で30分で行ける西伊豆の夕陽の名所。

本当は石廊崎とかも行きたかったけど、時間的に厳しかったので、今回はパスしました。

ユウスゲ公園には車が数台停められる駐車場があり、そこから小高い丘を登ると夕陽がバッチリ見られる場所に出るんですが、その日は風がめちゃくちゃ強く凄く寒い。
かなり着込んではいたんですが、太陽が沈み出すまで1度車に戻って待機し、時間になったら改めて夕陽を見に行きました。

その光景はまさに絶景、そして、神秘的

夕陽が水平線に隠れるまで時間を忘れて見ていましたが、本当に来て良かった、伊豆半島。
と、思わずにはいられませんでしたね

温泉がある車中泊スポット 大浜海水浴場

絶景を堪能したあとは本日の車中泊スポットへ。
この日は大浜海水浴場の駐車場でお世話になることにしました。

というのも、この海水浴場のすぐ隣になぎさの湯という日帰り温泉があるので、お風呂に入ったらすぐに車に乗り込み車中飯にありつけるのがいいなと思い、ここにしました。

もちろん、公衆トイレもあるので有事の時にも安心です。

その前にスーパーに行って本日の車中飯の食材を買ってから向かいました。

食材を購入して、温泉で汗を流したら、車に戻って早速お楽しみの車中飯。

【なぎさの湯】 https://www.nishiizu-kankou.com/spa/nagisa
住所: 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科814-4
電話番号: 0558-52-1820
駐車場: 有り(無料)
入浴料 : 大人600円
泉質: カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉
定休日: 【通常】木曜日、金曜日 【夏季】木曜日
営業時間: 【通常】16:00~20:00/ 最終受付19:30【夏季】9:00~20:00/ 最終受付19:30

伊豆半島2日目の車中飯は中華飯

1/6 PM7:00

伊豆半島車中飯の2日目は中華飯。

先ほどのスーパーでお値打ち価格の中華丼の元とその他食材を購入してきました。
下田バーガーを食べたので、夕食はやや少なめに。

ご飯を炊いている間に調理します。もやしとニラを炒めて中華丼の素を加えて具材を作ります。

炊き上がったご飯に具材をかけて、家から持ってきた卵を乗せれば完成。

即席わかめスープも一緒に並べれば中華飯セットの出来上がり。


レトルトとはいえ、やすまるだしを使っているので深みがあってめちゃくちゃ美味しい中華飯になりました。
やすまるだしマジでオススメ!

【話題沸騰‼】毎日の料理を劇的に旨くさせる『やすまるダシ』の使用レビュー!ダシを使った車中飯レシピも紹介
巷でどんな料理も美味しくさせると話題沸騰中のやすまるだし。 その噂を聞きつけて、それならば是非とも使ってみたいという衝動にかられました。 実際に購入して使ってみた結果が衝撃的すぎた。 「めちゃくちゃ旨い!」 いいダシを使うだけでこんなにも料理が美味しくなるとは、正直驚きでした。 しかも、ティーバックなので使いやすい上、中身を出して調味料としても使えるので、いろいろなバリエーションの料理に最適なので飽きがきません。 一言にやすまるだしと言ってもいろいろな種類があり、ベースとなる素材が違うのでお好みや気分に合わせて使うのもいいと思います。 毎日の料理だけではなく、キャンプ飯、車中飯にも使えますので、料理そのものを楽しみにさせてくれるやすまるだしで、美味しい物を食べて幸せになって下さい。

車中飯が終わったら歯磨きをして就寝。
夜中も風が強く車が随分揺れましたが、伊豆旅行2日目もかなり移動して疲れていたのでぐっすり眠ることができました。

後編へ続く

今回の記事のルートで新たに使用した主な車中泊アイテム

  • 小型ストーブ: 朝目覚めた時に布団の中は暖かいですが、車内は寒いので少しだけ使用。寒い時の朝の作業ではとてもありがたい。換気は必須。
  • 小型ケトル: コーヒーを飲むためのお湯を沸かすのに使用。1人なのでかさばらないように小さいのを使ってます。
  • ノンフライヤー: 朝ごはんのパンを焼くのに使用。とても簡単で美味しく焼いてくれるので重宝する。消費電力は約700Wほど。https://www.shin-sagablog.net/k-can-chourikaden-non-flyer/
  • 電気ポッド: 車中飯のワカメスープのお湯を沸かすのに使用。180CCならおよそ4分くらいで沸かすことができる優れもの。消費電力を400~500Wなので扱いやすい。
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