車中泊をする場所と車中泊する場所を比べた場合、車中飯する場所を探す方が圧倒的にハードルが低いはずです。
車内で食べることが目的である車中飯に比べ、泊まる事が前提の車中泊とでは望む条件が違うのでそれは当たり前ですよね。
この記事では、車中飯と車中泊をする時の場所探しについてそれぞれの条件をピックアップしながら説明をしていきます。
車内でご飯を食べるだけとはいえ、どこでもいいという訳にはいきません。
とはいっても、色々調べたり探したりするのは大変ですよね。
ですので、ここでは車中飯をする時の具体的な場所についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
車中泊場所としての条件
車中飯の前にまずは車中泊場所としての条件をピックアップしたいと思います。
①トイレがある。
大型キャンピングカーでない限りトイレは必須。今は携帯トイレもあるが使わないに越したことはない。
②夜、安全である。
何かあったときに誰もいなかったり、灯りがないところでは安全とは言いがたいので、なるべくそういった所は避けた方が良い。
③携帯が使える。
何か問題が起きた時に連絡できるようにしておくのが鉄則。また、夜の暇潰しとしても使える。
④地面がフラットである。
あまりにも傾いていると眠れない。寝不足だと運転に支障が出るので気を付けよう。
⑤概ね静かである。
個人差はあるが、音が気になって眠れない人もいる。足音とか人の話し声は夜には特に気になる。耳栓などで対処できるならば気にしなくてもいいかも。
車中飯場所としての条件
この条件を満たしていない場所では車中飯をオススメしないですね。
①トイレはあった方が良い
車中飯だけならば1~2時間程度なので、我慢できるならば無くても良い。
②休憩やリラックスできる
車中飯とはいえやはり景色がいい所の方がテンションがあがる。食後の休憩でもリラックスできる所が良い。
③周りに建物がない
車中泊だと夜、安全のために近くに人がいる
環境の方がいいが、車中飯では民家や建物がない方が良い。
快適な車中飯の条件
車中飯だけならせいぜい1~2時間で終わります。
とはいえ、せっかくだから少しでも快適に車中飯ができるような条件を上げてみました。
①人に迷惑をかけてない
誰にも迷惑をかけていない状態ならば心おきなく車中飯ができる。
そもそも大前提として守らなければいけないことではありますが。
ゴミを捨てないとか、停めていけないところに停めないとか、通行の妨げにならないとか。
②人に見られていない
見られて悪い訳ではないですが、人の視線が気になると落ち着かないですよね。
また、人の通行が少ない場所であること。
③人の声が聞こえない
視線と一緒で人の声が聞こえると自分の世界に没頭できないので。
ひとりを楽しむという意味でも大事なこと。
全く聞こえないのではなく気にならない程度で十分。
車中飯に向いた主な場所
もうすこし具体的な場所を紹介します。ただ、私独自の目線での車中飯ではあるので、万人にオススメできる場所という訳ではないので、そこはご了承下さい。
①公園
こじんまりした公園ではなく駐車場が広い大型の公園がオススメ。
公園利用者の邪魔にならない端っこがいいかと。
②河川敷
夜は入れなくても昼間は入れる所も多い。
人もそれほど多くはないので、ゆっくりできる。
③道の駅
休日は混んでいる道の駅も平日は比較的空いている所も多い。
買い物もできるので食材目当てで行ってもいい。
④高架下
線路や高速、橋の下などで人や通行量が少ない場所。
雨にも濡れないし、日差しが強い日にもオススメ。
⑤施設駐車場
観光施設や海水浴場、登山口駐車場など。
トイレも併設されていることが多い。
ただし、利用者が優先なので注意。
⑥林道
あまり人が立ち寄らない林道の路肩など。
夜は真っ暗で怖いけど、昼間なら木々の合間の木漏れ日が心地よい。
季節によっては虫などに悩まされるので対策を。
⑦湖畔
湖やダム湖に併設された駐車場。
トイレがある所もあったり、何より景色が良い所が多いのでオススメ。
⑧その他
ショッピングモールやスーパーマーケット、温泉の駐車場などその施設を利用するならば、いいかもしれないが何かあったときは自己責任で。
車中飯場所のまとめ
長時間滞在する車中泊よりは短時間で済む分ハードルが低い車中飯。
それゆえ、昼間の車中飯ならば比較的簡単にその場所を見つけること思います。
ただし、前提として人に迷惑をかけない場所にしなければいけません。
少しの時間でもいつもと違った場所、違った雰囲気で食べられるのが車中飯の魅力ではあるけど、ルールや常識は守って楽しむようにしてください。
ゆっくりとリラックスして車中飯できる場所を探して、そこがあなたのお気に入りにできれば車中飯がさらに美味しく、満足できる物になるに違いありません。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
以上、真サガでした。