週末ひとり旅では、「限られた時間でいかに充実した体験を得られるか」がポイントです。
出発地から2時間以内の旅先を選ぶことで、移動の負担を減らし、現地で過ごす時間を最大限楽しむことができます。
ここでは、目的地を効率的に見つける方法を具体例を交えて解説します。
目的地を決める3つの要素とその手順
旅の目的地を考える時には以下の3つの要素をどのような手順で決めていくのかが、ひとり旅プランニングの大本になります。
3つの要素をそれぞれ順番に解説します。
1、行きたい県から決める
出発地から2時間以内の旅先を考える場合、比較的簡単にできる方法。
自分の住んでいる場所周辺の県から2時間以内に行けそうな県から決める。
○○県南部とか北部とか分かると良い。
○○県の西側と決める(ここまで2時間以内であること)
⇩
アプリなどを使い、○○県の西側で行きたい場所をリストアップ
⇩
そのリストの中から自分がやりたい事ができる場所を選んでどの順番で行くかを決める
2、行きたい場所から決める
人にすすめられたり、事前にアプリやガイドブックなどから仕入れた情報をもとに2時間以内で行ける場所から選ぶ。
行きたい場所をリストアップ(移動時間が2時間以内)
⇩
リストから選んだ行きたい場所周辺を調べて他にも行けそうな所を探す
⇩
探した候補地からやりたい事ができそうな場所をピックアップして、どの順番で行くかを決める
3、やりたい事から決める
テーマから決める方法。一番満足できる方法だが、テーマと2時間以内という条件のなか、数多くリストアップがされた場合、そこから決めるのがやや困難。
テーマに合う場所をリストアップする
⇩
その中から2時間以内の場所をピックアップする
⇩
ピックアップした場所周辺でテーマに合うようにスケジュールを組む
目的地が2時間以内であるかをリサーチする方法
目的地までの時間を2時間以内に抑えるためにはプランニングの初期の段階でリサーチする必要があります。
目的:自宅を出発点として、移動時間を2時間以内に抑えることで余裕のあるひとり旅のプランニングできるようにすること。
リサーチ方法
- Googleマップで移動時間を調べる
- 自宅や職場を出発地に設定し、目的地を検索する。
- 「車」または「公共交通機関」で2時間以内に到着できる範囲を確認します。選ぶルートによってはかなりの時間の差が出てくる場合もあるので、じっくりと比較検討しましょう。
- 車で移動の場合、高速道路を使わないと2時間以内が難しい時には「目的地をもっと近くに変更するのか」、「案内どおり高速道路を使う」のかは自分の運転技術を判断材料にするといいでしょう。
- 高速道路の運転が苦手な人は行動範囲がどうしても狭くなりがちですが、近場でもいい場所は必ずあるので、そのような場合を開拓していくのもひとつの手です。
- 乗り換え案内アプリを利用する
- 電車やバスを利用する場合、乗り換え案内アプリで「所要時間」が2時間以内の旅先を検索します。途中での乗り換えが少ないような目的地にすると、時間の無駄を極力減らすことができます。
- 観光情報サイトやアプリで絞り込む
- 旅行サイト(じゃらん、一休.comなど)の「エリア検索」機能を活用して、2時間以内に行ける観光地や宿泊地を探してみるといいでしょう。
- 地域特化の観光アプリも活用し、短距離でアクセス可能な「人気スポット」「季節ごとのおすすめ」などを確認すると多彩なスケジュールを組むことかできます
- ポイント
- 電車や車の移動時間に無理がない範囲を探し、なるべく2時間以内になるようなルートを優先する。特に日帰り旅では、片道1時間半程度までが理想的です。
- 目的地周辺のスポットにも行く場合にはその移動時間も事前にある程度調べておくと旅中の行動が楽になるでしょう。
知っておくと得をする目的地選びのコツ
コツ1,アクセス重視で無理のない移動を選ぶ
移動時間を減らすためには、直通の電車やバスがある目的地を優先しましょう。
車の場合も、高速道路でアクセスしやすいエリアが便利です。
高速道路が苦手な人はルート選択を慎重にし、狭い道をなるべく避けるようにしましょう。
いずれの手段にしても、移動に2時間以上かかる場合は、旅の負担を軽減するために1泊2日の旅に切り替えることを考慮してもいいかもしれません。
コツ2,季節ごとの魅力を活かす
旅先の季節ごとの見どころを事前に調べておくと、その場所の「旬」を感じることができ、短い時間でも満足いく体験ができます。
- 春:桜が楽しめる公園や散策路。
- 夏:涼しい避暑地や湖畔でのんびり。
- 秋:紅葉がきれいな山や渓谷。
- 冬:雪景色が美しい温泉地やイルミネーションスポット。
コツ3,現地の口コミを参考にする
目的地に関する情報は、口コミサイトやSNSの投稿なども役立ちます。
観光地だけでなく、地元の人が訪れる隠れた名店やおすすめの飲食店を調べておくことで、より充実したひとり旅にすることが可能になります。
まとめ:2時間以内で行ける旅先を見つける重要性
- 効率的な計画が可能:移動時間が短いと現地での時間をたっぷり確保できる。
- 疲労を最小限に抑えられる:週末のリフレッシュを目的とする場合、長時間の移動は避けるべき。
- テーマに合った選択肢が豊富:近場でも魅力的な場所は必ずあるので、探してみよう。
週末ひとり旅では、「移動時間」と「現地での満足感」のバランスが重要になってきます。移動時間が2時間以内の範囲とし、その中で自分のテーマに合ったスポットを見つけ、無理なく充実したひとときを過ごしましょう!
最後に2時間以内というのは縛りでも何でもないので、自分の体力やその日のノリや気分が良ければ多くしても構いません。その辺りもひとり旅の自由という魅力のひとつと言えるでしょう。
コメント