東京発、大阪発、名古屋発はあってもなかなかない岐阜発。
この記事では岐阜県の岐阜羽島ICを起点に週末を使い、春に行きたい1泊2日オススメ車中泊旅を紹介します。
雪も解け、運転に支障が無くなり新緑が気持ちいいこの季節、車中泊するには最適なこの時期にオススメしたいのは滋賀県の琵琶湖周辺です。
気持ちの良い春の日差しと心地よい琵琶湖の風を感じながらドライブできるこの季節に車中泊旅行を行こうと思っている方はぜひご覧になってみてください。
また、私が実際に行ったルートをオススメルートとして載せているので、あなたがしたい岐阜から行く車中泊旅のルートを決める手助けになれば幸いです。
この記事では、私が春に行くのにオススメだと思われる地域を遊ぶ、食べる、泊まるということに焦点を当て、独自の視点で紹介しています。観光スポット、車中泊スポット、買い物スポットなど幅広く網羅しているので、ぜひ読んでいただき車中泊しながら素晴らしい旅の体験をしてみて下さい。
滋賀県琵琶湖周辺の特徴
春の緑の木々と青の湖面のコントラストが素晴らしい春の琵琶湖。
そんな琵琶湖沿いにはトイレなどが併設された湖岸緑地がいくつも点在し、駐車場も多く存在するので車を停めて春の陽気に包まれながら湖周辺を散策するのがオススメです。
また、日本一大きいその湖は圧倒的存在感で、私たちを非日常に招待してくれます。
琵琶湖周辺の特徴として、南岸は商業的に栄えていてショッピングを楽しんだり、博物館や美術館などで歴史を堪能するのに向いています。
北岸は比較的落ち着いた街並みが多く、リゾート的な味わいがあります。それゆえ、琵琶湖の水も綺麗でキャンプ場や海水浴場も多くアウトドアに向いています。
そして、琵琶湖はバス釣りのメッカとも言われ全国からブラックバス目当てに多くの釣り人が訪れます。
また、琵琶湖沿いの道には自転車用の道も多く整備されていて、多くの人がロードバイクで琵琶湖一周されていて人気のアクティビティのひとつになっています。
琵琶湖周辺の観光スポット
- 余呉湖:滋賀県の北部にある湖。ワカサギ釣りなどできますが、比較的人が少ないので、湖畔にクルマを停めてまったりするのに向いています。
- 賤ケ岳:琵琶湖と余呉湖の間にあり、戦国時代には大きな戦いがあった古戦場跡。歴史好きにオススメの場所ですが、それ程難しいコースではないので登山初心者にうってつけの山です。山頂からの琵琶湖の眺めが最高で、登山が苦手な人は有料リフトを利用するのもいいでしょう。
- メタセコイア並木道:高島市にある巨大なメタセコイアが印象的な美景スポット。約500本ものメタセコイアが四季折々に様々な姿を見せてくれます。カフェが併設された駐車場もあるので、ゆっくりと歩いてみるのもオススメです。
- 長浜公園:長浜市の琵琶湖に面した公園。琵琶湖の眺めが良いのはもちろん、遊覧船や長浜城もあるので色々見て回るといいでしょう。
- 彦根城:彦根市にあるかつてのまま残る日本でも数少ない現存天守を有するお城。国宝に指定されていて敷地が広大かつ手入れが行き届いているので、見ごたえがあります。また、城周辺には飲食店をはじめ数多くお店があるので、散策するのもいいと思います。
- 琵琶湖博物館:琵琶湖の歴史や仕組み、生き物たちの生態が学べる博物館。琵琶湖の生き物が展示されている水槽や大人も子供も楽しめる体験室があったりして、館内はとても広く見ごたえ抜群。外に出れば歩いて行ける所に植物園もあり、博物館との共通券を購入すればお得に入ることができます。博物館のみ800円 博物館植物園共通890円
- 西野水道:穴場。川の増水に悩まされた住民達が琵琶湖に排水するために手彫りした水道トンネル。ヘルメットや長靴をレンタルすれば、探検気分で通ることができます。すぐ横に新しい大きいトンネルもあるので、通り抜けるだけならばそちらを利用した方が良い。抜けた先の景色は圧巻。
琵琶湖周辺の車中泊スポット
- 余呉湖周辺:湖畔には車を停める所がけっこうあるし、場所によってはトイレも近いです。ただし、外灯などはないので夜はかなり暗くなります。ひと気もほとんどないので、静かな場所を求める人には向いています。
- 六ツ矢崎浜オートキャンプ場:高島市にある琵琶湖に面した人気のキャンプ場。すぐ真横に琵琶湖があり、綺麗なので自由に入ることができます。フリーサイトなので、砂浜に近い場所は早く取られてしまうので、いい場所をキープしたい人はお早めに。
- マキノ高原:スキーシーズン以外はゲレンデをキャンプ場として利用できます。ただし、傾斜が結構あるので対策が必要。林間サイトなどもありそちらは雪中キャンプをすることができる。
- 湖岸緑地駐車場:琵琶湖周辺に数多くある湖岸緑地の駐車場。トイレがある所もけっこうありますが、キャンプ行為は基本NG。駐車場ではなく緑地内は場所によってはキャンプができる所もあるので事前に調べておきましょう。
琵琶湖周辺の食事買い物スポット
- 産直びわ みずべの里:長浜市のさざなみ街道沿いにある産直市場。採れたての野菜や果物の他にお弁当や総菜、冷蔵物もあるので、車中飯を考えている人にはオススメ。地産地消したい人はぜひ寄ってみて下さい。
- ピエリ守山:守山市にある大型ショッピングモール。多くの店があり大概の物はここで揃える事ができ、フードコートや温泉施設もあるので一日中いられる。
- 黒壁スクエア:長浜市の観光名所。有名なガラス細工や古い町並み、アートやギャラリーが軒を連ねるエリア。もちろん飲食店も充実しているので、食べる歩きや琵琶湖の名産を食したい人はぜひ足を運んでみて。
- 彦根城キャッスルロード:彦根城の堀にかかる京橋を越えてすぐの所にある。白壁と黒格子の町家風に統一された町並みは江戸時代の城下町をイメージしていて、和菓子や洋菓子のほか地元ならではの商品を扱うお店が軒を並べています。
- ビーパス年輪:高島市の近江今津駅近くにあるハンバーガーとクレープの店。テイクアウト可能。豊富な種類と規格外の大きさのハンバーガーやクレープが食べられる。値段もお手頃なのでオススメですが、休日には多くの人が訪れるので待つこと必至です。
琵琶湖周辺の温泉施設
- 北近江リゾート:長浜市にある24時間営業している大型入浴施設。温泉だけでなく、食堂やラウンジ、コワーキングスペース、仮眠室もあるので1日中ゆっくりすることができる。料金は時間制もしくはフリータイムがあり、コースによって変動する。また、夜間利用する場合には別途追加金が発生します。
- マキノ高原温泉さらさ:高島市のマキノ高原に隣接する温泉施設。お風呂でゆっくりするだけでなく、水着で入れるバーデゾーンで日頃の運動不足を解消できる。レストランもあるので食事も可能。 お風呂750円 お風呂+バーデゾーン1300円 10時~21時 水曜定休日
- 守山湯元水春:ピエリ守山に隣接する温泉施設。露天エリアから琵琶湖大橋が一望出来て眺めがとても良い。レストランからの眺めも良いのでオススメ。平日1000円休日1090円 月~土10時~24時 日祝7時~24時
琵琶湖周辺の道の駅
- 草津:草津市にある道の駅。中規模の施設だが、隣にアウトドアショップやいちご狩りができるBBQ場がある。駐車場はこじんまりしていて、裏手に未舗装の臨時駐車場があります。近くには琵琶湖博物館があり、南にある湖岸緑地では無料でキャンプもできるので、キャンプのついでに寄るのもいいでしょう。他の道の駅同様に特産品なども販売しています。駐車場58台
- びわ湖大橋 米プラザ:大津市にある道の駅。琵琶湖大橋のすぐ近くにあり、眺めも良いので休日には多くの人が訪れます。特売場は広く買い物もしやすいです。レストランは食券式でフードコートみたいですが、この道の駅オリジナルのメニューがあります。車中泊する場合には車の出入りが多い第1駐車場より、こじんまりした第2駐車場の方が良さそうです。駐車場158台
- 近江母の郷:米原市にあるさざなみ街道沿いの道の駅。敷地に対して特産品などが売っている直売所がやや狭いが、お弁当や総菜は美味しい。街道の近くの駐車場は狭くて車も良く通るので車中泊に向かないが、奥に大きな駐車場があるので静かに過ごしたい場合はそちらを利用した方がいいかも。駐車場77台
- 湖北みずどりステーション:長浜市のさざなみ街道沿いにある道の駅。目の前の琵琶湖の眺めもさることながら、隣にある湖北野鳥センター(200円)では水鳥や季節によってはオオワシの姿も見られるので、野鳥観察にもってこいです。特売場は中規模ですが、2階では食事ができる休憩所があるので、琵琶湖を眺めながら食事できます。駐車場81台
- 塩津海道 あぢかまの里:長浜市北部、福井県に繋がる国道8号線沿いにある道の駅。地元の特産品やパン工房があるが、オススメはレストランで食べられる奥琵琶湖名物の川エビかき揚げ入り鴨そば。店舗の外にはキャンプ用の薪も販売している。国道8号は車の通りが多いので、静かな車中泊をしたい人には向かないかも。 駐車場88台
- マキノ追坂峠:長浜市から高島市に抜ける道中にある小高い丘の上にある道の駅。お土産や地元の野菜も販売しているが、総菜やお弁当もお値打ちで美味しいので、購入して車で食べるのもオススメ。駐車場の出入り口が一つしかなくプライベート的なエリアがないため車中泊には向かないかも。駐車場69台
- 妹子の郷:大津市にある道の駅。ローソン入っていて24時間営業ではないが、朝早くから夜遅くまでやっているので便利。特売所やレストランはさほど広くはない。駐車場は正面の第1駐車場の他に裏に第2駐車場もあるが、車中泊するなら幹線道路を挟んだ向かいにある駐車場がトイレもあって使いやすい。
琵琶湖周辺のおすすめルート
1,岐阜羽島IC(出発点)⇒長浜IC→道の駅 湖北みずどりステーション(前乗り車中泊)→西野水道 (観光)→メタセコイア並木道(観光)→ビーパス年輪(昼食)→六ツ矢崎浜オートキャンプ場(宿泊地)→道の駅マキノ追坂峠(テイクアウト)→賤ケ岳(観光)→余呉湖(休憩タイム)→北近江リゾート(入浴)→木之本IC⇒岐阜羽島IC(帰路)
主に琵琶湖の北側を楽しむルート。自然を感じられるコースになっていて、宿泊はキャンプ場で琵琶湖のさざなみの音を感じながら焚き火を楽しむことができます。賤ケ岳は体力に自信があるならば山登りをするのもいいですが、最低限の登山装備を忘れずに。リフトで上がって山頂からの景色を楽しむのもいいと思います。最後は疲れた体を温泉で癒してから帰れば完璧。
2,岐阜羽島IC(出発点)⇒米原IC→湖岸緑地駐車場(前乗り車中泊)→彦根城(観光)→キャッスルロード(昼食)→ピエリ守山(買い物・入浴)→道の駅草津(宿泊地)→琵琶湖博物館(観光)→黒壁スクエア(買い物・昼食)→長浜公園(観光)→長浜IC⇒岐阜羽島IC(帰路)
主に琵琶湖の南側を楽しむルート。観光や買い物を楽しむことができ、食べ歩きなどするにはもってこいだと思います。琵琶湖の周辺の街並みを感じながら車中泊旅を満喫できるでしょう。
岐阜発!春に行きたい車中泊旅行のまとめ
岐阜を起点に春に行きたい車中泊旅行の場所として琵琶湖周辺とを紹介しました。ここ数年滋賀県は冬にまとまった雪が降り積もる地域なので、雪解けを待って安全運転で行くのがいいと思います。
琵琶湖でも泳げる場所が多くあるので夏に行ってもいいですが、車中泊するには涼しいとは言い難い場所なので、暑くなる前に美味しい物を求めて行くことをおススメします。
日本一の琵琶湖を眺めながらのドライブは最高のアクティビティになるはずです。