
今回は令和4年7月に行ったひとり旅の紹介です。
テーマは『グルメと星空』。
目的地は信州平谷、設定金額は5000円です。
美味しいものを食べ、温泉にも入り、夜も涼しくて安眠できて、
とても快適な車中泊の旅をすることが出来ました。
記事を読んでみなさんの車中泊旅の参考になれば幸いです。
前乗りで到着『道の駅どんぐりの里いなぶ』
AM0:00
道の駅どんぐりの里いなぶ到着。
翌日からの車中泊の旅を満喫するために、前乗りしてここまで来ました。岐阜羽島ICから2時間弱の道のりでしたが、遅い時間という事もあり、車も少なくとても快適に運転できました。
次の日は朝早いので、さっそく寝ようかな・・・。と、その前に『ほろよい』で一杯やらせていただきます。カシス&オレンジは筆者の車中泊での定番でして、これをグイっと飲んで
「うまっ!サイコー!!」
まさに至福の時です。これが楽しみで車中泊してるようなものです(笑)。
気分がいいまま布団に入り、就寝しました。
『自家焙煎の店』のコーヒーと史跡『武節城址』
AM6:30
おはようございます。この日、予報では雨でしたが、とてもいい天気になりました。
気持ちのいい青空の下、道の駅周辺を散策することにします。

静かな稲武の街並みを歩くこと15分。
見えてきたのが『自家焙煎の店 コーヒーアメリカン』。なかなか朝早くやっている店がなくて、こういう喫茶店はありがたい。コーヒーでもご馳走になっていこう。
店に入ると、お客は筆者だけ。朝早いからかな?早速、コーヒーを注文(420円)。そして、東海地方では常識なモーニングセットもいただくことにする。
静かな空間の中で豆を挽く音と、お湯が沸く音を耳で楽しんでいるうちに、コーヒーの到着だ。香りと味でコーヒーを堪能しつつ、サービスのモーニングセットもいただくことにしよう。
久しぶりに喫茶店に行ったけど、いい雰囲気と美味しいコーヒーでとても満足できました。
そして、店を出て再び道の駅の周りを散策していると、何か見えてきたぞ。
(武田勝頼ゆかり 武節城址だと!?)
こんなところに史跡があるとは!戦国好きとしてはいかねばなるまい!(笑)
ひと通り歴史と景色を堪能したら、道の駅へ。
案内所にあったパンフレットを手に、車に乗り込み次なる目的地へ出発したのでした。


悪路を抜けて『押山』登山
道の駅で手に入れたパンフレットに気になる文字が!?
『押山の雲海』
ただ、よくよく見てみると、今の時期は雲海は見えないらしい。しかし、雲海が見えるという事は眺めがいいのではないのか。
と、思い、早速、GoogleMAPで調べてみると、なんと車で頂上近くまで行けるらしいぞ。ただ、気になる事も書いてあって、かなりの悪路を通って行かなければいけないらしい。ちょっと悩むが・・・
(とりあえず、行ってみるか。)
稲武から平谷に行く最短コースからは離れるが、ふらっと気ままに気ままに行けるのが一人旅の醍醐味である。
目的地に向かって車を走らせていると、次第に道が狭くなってきた。そして、さらに進むと案内板の行き先が民家の敷地に続いている!?

(こっちで大丈夫か!!??)
不安に胸を募らせながらも、ゆっくりと車を走らせる。すると、車が揺れる、揺れる!!
「なんじゃ、この段差は!?」
悪路とは書いてあったが、想像の上をいったー!!これは、車高の低い車どころか、普通の車でも厳しいぞ。途中でマジで引き返そうかと思ったが、勇気を振りしぼって前に進み、何とか頂上近くの駐車場に辿り着いた。
そして、胸をなでおろしつつ、車を降りた。そして、登山道を登ること5分。
そこには素晴らしい眺めが待っていた!!
時期が違うので、雲海は見えるはずもなかったが、それでも十分いい眺め。しかも、他に人はいないのでこの景色を独り占めだ!
しばし、そこで時を過ごしつつ、名残惜しくもその場を後にした。
そして、待つのは悪路の帰り道。憂鬱。
でも、行って良かったと思いつつ、次なる目的地へ。
『ブルーベリーのこみち』ケーキと『信玄塚』
押山から信州平谷に続く道に戻るとすぐに、『ブルーベリーのこみち』という農園があり、そのすぐ近くにケーキ屋さんを発見。どうやら、この農園が経営しているケーキ屋さんで『マコの家』という名前らしい。
ケーキには目がない筆者は、そのお洒落な外観にも惹かれて、いざ店内に突入。なるほど、旨そうなケーキやお菓子が待ち構えているぞ!

その中でも特に目を惹いたのは、ブルーベリータルト。〚大きいブルーベリーがいくつも乗ったタルトだ。『ブルーベリーのこみち』と言うからには、こいつを買わねばなるまい!(笑)
てなわけで、タルトを購入(658円)し、満足気に車に戻った。
ここで、皆さん。気になりませんか?このタルト冷やしておかなくていいの?と。
大丈夫。安心してください。
筆者の車には、冷蔵庫がありますから。8Lながら、食材や飲み物を冷やしておける、車中泊にはなくてはならない筆者の大切なパートナーです。
今回みたいに旅の途中で買ったものを冷やしておけるので、大変重宝しています。
大事なタルトを冷蔵庫にしまい、先に進むことにします。

ここからしばらく走り、信州平谷までもう少し所で、気になる看板が目に入ってきた。
そこには、こう書いてありました。『信玄塚』と。
もしや、超有名戦国大名「武田信玄公」では?
すぐさま、来た道を引き返し信玄塚へ。どうやらここは、上洛中に陣没した信玄公を葬った場所らしいです。それを知ると、何か佇まいが違うような気がしてくる。とりあえず、手を合わしておこう。
また、1つ歴史に触れて満足でした。



それでは、先を急ぎます。
『道の駅信州平谷』の絶品グルメと『矢作川源流の碑』でのおやつ
AM11:40
ようやく、今回の旅の目的地『道の駅信州平谷』に到着しました。

いろいろと寄り道をしていたら、思ったより時間がかかってしまいました。そして、ここにきて大雨。朝の青空は何だったんだ?
それはさておき、さっそく今回の旅の一番の目的。みき亭の馬トロ丼。これが食べたかったんだよねぇ。
知り合いがオススメだと言っていたので、調べてみたら超旨そうだったんだよ。
というわけで、今から行くぞ!待ってろよ、馬トロ丼(1100円)。
絶品馬トロ丼のレポートはこちら↓

お腹も満たされ、外に出てみると、さっきまでの大雨が嘘のように晴れ間が出ていた。しかも、暑い。これは、どこかで暑さを凌がねば。
よし、あそこに行こう!飯田方面に10分ほど車を走らせると。
着きました。『矢作川源流の碑』。

ここはすぐ近くを川が流れているし、木陰があるから涼しいのです。ただし、入口には大きな段差があるから要注意です。
ここでまず、何するのかというと、昼寝です(笑)。
お腹が満たされると眠たくなるものなのです。ただ、ここは虫が多いので、バグネットを付けて小1時間ほど眠りにつきました。
ほどよい風の中、気持ちのいい昼寝から目覚めると、待っているのは、さっき買ったブルーベリータルト!
さらに紅茶を淹れておやつタイムにしましょう。

川のせせらぎを聴きながら、タルトと紅茶を口に運ぶ。格別かつ優雅なひとときです。
その後、夕方までここでゆっくりして、また道の駅に戻りました。
後編に続く
