
本格的に軽バンで車中泊をしようと思った時に車内をどのように作り込んでいけばいいか迷ったりしませんか?
私も車中泊を始めたころは迷いながら手探りでカスタムしていましたが、当然のごとく使い勝手が悪い所が色々出てきました。
そして、その都度作り直しては使ってみて、また不満が出て作り直しての繰り返しでした。
そんなことが1年半ほど続いた時についに一から作り直そうと決心し、およそ2か月かけてじっくりと考えながら作業をして車内を一新させました。
重視したのはやはりレイアウト。
あらかじめレイアウトを考え、何が重要で何からやっていくかを決めることでじっくりと作業することができ、最終的に自分の納得いく車内になったと満足しています。
この記事を読めば、皆さんにも満足いく車内作りの手助けになる事間違いないです。
また、車中泊に適した軽バンランクキングなど軽バン選びのアドバイスになるようなことも書いてあるので、参考にしてください。
車中泊をもっと楽しく快適に!車内レイアウトの自由度が高い軽バンTOP3
車中泊するうえで目的に合わせた車選びと車内レイアウトはとても大切です。
「ただ眠ることができればいい」という考えでは快適な車中泊ができないどころか、逆に2度とやりたくないと思ってしまうかもしれません。
ここではまず車選びのアドバイスとして、軽自動車でも特に車中泊に向いている軽バンのTOP3をカテゴリーに分けて紹介していきます。
街乗りや普段使いをしながらでも快適に車中泊できる軽バンTOP3
【第3位】ホンダ N-VAN 新しい形の軽バン
前後の荷室長はアトレーなど比べると狭いですが、低床にすることで上下の荷室長を大きくとることができました。
また、助手席を床下に収納することで軽バンで最長なフラットな床面を作ることができ、車中泊はもちろん自転車やバイクなどのトランポとしても活躍してくれます。
助手席と左スライドドアはピラーレスになっていて、広大な開口を確保することができ、低床な造りと相まって乗り降りはもちろんベンチのように座り込んでくつろぐにも最適な設計になっています。
走りに関しては少々値段が高くなりますが、ターボ搭載モデルもあるのでそちらならば納得いく走りが期待できるはず。
外見は好みは分かれますが、世間の評価は高め。ただし、内装は後席の窓がポップアップ式であるのと、荷室にタイヤハウスがあるため完全なスクエアにならないのが車中泊ではデメリットになるため3位となります。


【第2位】ダイハツ アトレー(新型) 車中泊を想定した造り
従来は商用=ハイゼット カーゴ、乗用=アトレーワゴンという位置付けでしたが、17年ぶりのフルモデルチェンジでアトレーは乗用5ナンバーから小型貨物の4ナンバーに。
ですので、荷室は広くなりましたが、後席が狭くなり快適性が失われたのはデメリット。ただリアシートを格納すると完全なフラットなフロアになり、壁面と天井に仕込まれたユースフルナットを使って棚やルームキャリアが簡単に取り付けられるのは車中泊では大きなメリットです。
また、デザイン面では外見やインパネ辺りもしっかりと作り込まれており、安っぽさはありません。
その他、内装はオプション装備であるマルチボードを使用し荷室にテーブルを設置することが可能。2段階に変更できるので使い勝手がいいです。ただし、後席の窓がポップアップ式なのは車中泊にとって大きなデメリット。
走りに関してはCVTやACCにより商用の軽バンとは思えないほど快適です。荷室の広さが軽バンでもトップクラスで走行もデザインも悪くなく、街乗りも何ら問題ないですが、箱型だけに強風時に煽られたり、曲がるときにロールしたりするのがマイナス。
先ほどの後席のポップアップ式の窓も減点材料になるので2位としました。


【第1位】スズキ スペーシアベース 走りも遊びもできる基地
『遊びに仕事に空間自由自在。新しい使い方を実現する軽商用バン』をコンセプトに開発。軽乗用ハイトワゴン「スペーシア」をベースに、商用車に求められる積載性や広い荷室空間、使い勝手の良さと、乗用車のデザインや快適性、運転のしやすさを融合した新型軽乗用車です。
外見はスタイリッシュかつ洗練されたボディでスペーシアを元に作られているだけあって、普段の街乗りのも全く遜色ないようになっています。
走行に関してもCVTやACCにより商用とは思えない走りを披露してくれます。
内装は標準装備のマルチボードを使うことにより、室内空間を簡単かつ多彩にアレンジでき、もちろん車中泊できるようなフラットなスペースも容易に作ることができます。
ただし、4ナンバーになったことで荷室を広く取らなくなければならなくなったため、後席はオマケ程度のシートが設置されているだけになっています。子供でギリギリ、大人では近場に出掛けることですら躊躇するほどの狭い空間になっています。
それでも、デザイン、走行性、運転快適性、荷室空間の広さやアレンジの自由度など総合的に高くバランスの取れた軽バンに仕上がっているため、街乗りと車中泊の両方を快適にできる車として1位にしました。


車内を改造していつでも車中泊いけるようにしておきたい軽バンTOP3
【第3位】ホンダ N-VAN ピラーレスでゆったり車中泊
グレードを低くすれば、その分安くなるのでいいかも。ターボがなくてもそこそこ走ります。
荷室のタイヤハウスが気になりますが、市販のベッドキットを使ったり、自作で何かしらの解決方法を見つけられればオッケーです。特にソロで使用するには十分すぎる広さだと思います。ここでも3位。


【第2位】ダイハツ ハイゼットカーゴ(新型) 汎用性が高い軽バン
新型はアトレーも4ナンバーになった事でハイゼットカーゴはその下位互換的になりますが、余分な物を省いてお値打ち価格にしたものと捉えるといいかもしれません。
実際にアトレーで使用可能だったマルチボードが、ハイゼットカーゴではその内装トリムを排除して荷室を限界まで広く使えるようにしてあります。ゆえにこちらのが汎用性が高く車中泊仕様に改造するにはもってこいの車両です。ただし、後席の窓はハメ殺しかポップアップ式なので、車中泊には向かないため2位にしました。


【第1位】スズキ エブリイ 絶大な人気を誇るザ・車中泊カー
車中泊用として圧倒的に支持されている軽バン。トップクラスの荷室サイズを持ち、最上級グレードのジョインターボであれば走りやデザインもワゴンと遜色ありません。
とは言っても、やはり一番は車中泊仕様での汎用性の高さがウリ。自作にせよ、きっと買うにせよ、メーカーに依頼するにせよカスタムの選択肢が豊富なのはいいですよね。
動画や雑誌などにも数多く取り上げられているので、自分に合ったものを探すのも容易なはず。自作する場合、詳細なカスタム方法も動画などで簡単に探し出せるという優位性もあり1位とさせていただきました。


生産終了のため中古でしか購入できない車中泊に適した軽バンTOP3
【第3位】ホンダ バモスホビオ 軽バン唯一のMR方式
私はバモスに乗っていますが、欠点なのがロールーフであること。その点ホビオはハイルーフであるため室内空間を広く使えます。
バモス系はエンジンを荷室の床下に置く軽バン唯一のMR(ミッドシップ・リアドライブ)方式を採用しているので、エンジンや駆動系といった重量物が4輪の内側に搭載され前後の重量バランスがとれています。また、エンジンが運転室から離れているため走っている時は比較的静かいいですが、オイル交換や日常点検の時にも荷物をすべて下ろさないとエンジンルームが見られないのはかなり煩わしいです。


【第2位】スバル サンバー(6代目) スバルオリジナル軽バンの最終型
6代目サンバーはスバルオリジナルとしては最終の型なんですね。7代目からはハイゼットカーゴのOEMになります。
運転席の真下にタイヤがあるキャブオーバーのためホイルベースが小さく軽バンの中でもダントツで小回りが利くようになっています。また、RR(リアエンジン・リアドライブ)方式と4気筒エンジンによってスムーズな走りを実現させています。


【第1位】ダイハツ ハイゼットカーゴ(先代) 広い荷室は今でも人気
エブリイと人気を二分していた軽バンの代表格。広い荷室と癖のない走りで今でも車中泊カーとしては人気があります。NAではパワー不足感は否めないですが、それは軽バンの宿命なので諦めましょう。
エブリイと同じく人気車種だった故、汎用性もあり自作軽キャンにはもってこいです。新型が出た今ならばお値打ちに購入可能なはず。


軽自動車の部門別に紹介!車中泊レイアウト適合ランキング
一口に軽自動車と言っても、ボディサイズや機能は様々。下記【1】~【4】の項目を1つ1点として、合計何点取っているかによりランクをきめています。
- 【1】床面フラット
ベニヤ板・クッションで埋めなくても段差がほぼ無い165cm以上の床面長確保(銀マットで解消される程度)
【説明】
ハイエース・軽ハコなど荷室がフラットになる車と、座席を倒したフルフラットとの差別化 - 【2】居住空間の長さ
車内で180cm以上のフルフラット空間確保(床面に隙間がある場合容易に埋められる程度)
【説明】
床面長ではなく、最大空間長で評価。
たとえばフリードスパイクなどでは、フラットな荷室面と前座席の間に空間ができるが、
その空間も含めて、「居住空間」として評価します。
日本人男性の平均身長は約172cm。
寝転がると、足の指先が倒れて伸びるので、快眠のためには身長+20cmの空間が欲しい。
180cmというのは最低限のレベル。 - 【3】居住空間の高さ
荷室高100cm以上確保
【説明】
あぐらをかいても快適、日本人男性の平均的な座高は約90cm - 【4】特殊装備・幅・その他
【説明】
幅135cm以上の最大空間、撥水、収納、電源、その他…、車中泊に向いた装備
この特殊項目はあくまで純正装備全国販売の範囲
四点を満たしている場合、Aランク内 快適、推奨車
三点を満たしている場合、Bランク内 合格、毛布一枚、座布団数枚で車中泊可能
二点を満たしている場合、Cランク内 それなりの工夫が必要
一点を満たしている場合、Dランク内 座席を取り外す、板を張るなどかなりの工夫が必要
軽自動車 ワゴン
軽ワンボックスと比べると、高さと長さが無いので居住性は劣る。
しかし、走りは上。
車中泊をしたいが走りを犠牲にしたくない、という方はワゴンを。
ランク | メーカー | 車種 | 補足 |
Aランク | 推奨車なし | ||
Bランク | ホンダ | N-BOX+ | 特注のフロントシートのおかげで寝心地の良いフラットができる。少しだけ工夫が必要。 |
Cランク | ダイハツ | ウェイク | フルフラットモードで広大なスペースを確保。段差ありのため工夫が必要。 |
Cランク | スズキ | ワゴンR | 助手席まで板状の物を渡せばフラットに。 |
Cランク | スズキ | スペシーシアギア | ワゴンR同じようにするといい。 |
Cランク | スズキ | アルト | 後席を外せばかなり広さが取れる、後は工夫次第。 |
Dランク | ホンダ | N-BOX | フラットモードが狭い。 |
Dランク | ダイハツ | タント | 段差がありすぎる。 |
Dランク | ダイハツ | ムーヴ | 傾斜&段差あり。 |
Dランク | ホンダ | N-WGN | 後席を倒しても狭い&段差あり。 |
Dランク | スズキ | スペーシア | かなりの工夫をすれば何とか? |
Dランク | ダイハツ | ミライース | 段差ありすぎ、無理。 |
Dランク | ダイハツ | ムーヴコンテ | 段差ありすぎ、無理。 |
軽自動車 SUV
悪路走行がウリ。よって、車内空間は狭いが寝られないことはない。
工夫次第。
ランク | メーカー | 車種 | 補足 |
Aランク | 推奨車なし | ||
Bランク | スズキ | ジムニー(4代目) | 前席を倒し、荷室をフラットにして連結させればOK。 |
Bランク | スズキ | ハスラー | 少し傾斜や段差はあるが簡単な工夫でOK。 |
Cランク | ダイハツ | タフト | 多少の傾斜と段差はあるが広いスペースは確保できる、後は工夫次第。 |
Dランク | スズキ | ジムニー(3代目) | 傾斜、段差ともに大きい、厳しい。 |
軽自動車 ワンボックス、軽バン
安全性能、走行性能は正直普通車に負けるが、寝ることについては文句なし。
維持コストはもちろん、高速道路料金、フェリー等のコストでも優秀。
コストパフォーマンスは全車種を通じて最強。
ランク | メーカー | 車種 | 補足 |
Aランク | スズキ | エブリイ | 非常に車中泊に向いている、純正社外ともにカスタム品が豊富。 |
Aランク | ダイハツ | 新型アトレー | フラットスペースは広い、後席の窓がはめ殺しもしくはポップアップ式なのは×。 |
Aランク | ダイハツ | 旧型ハイゼットカーゴ | こちらも車中泊向き、エブリイとはお好みで。 |
Aランク | マツダ | スクラム | エブリイのOEMのためほぼ同じ。 |
Aランク | 三菱 | ミニキャブ | 同上。 |
Aランク | 日産 | クリッパーバン | 同上。 |
Aランク | ホンダ | アクティ | 商用だけあって広い、車中泊向き。 |
Aランク | スバル | サンバー | 広い、車中泊向き。 |
Bランク | スバル | ディアス | 多少の段差はあるが、何とかいける。 |
Bランク | ホンダ | バモスホビオ | 後席を固定する金具が邪魔、スペースは広いので工夫次第。 |
Bランク | スズキ | スペーシアベース | スペース的には十分、快適にするには工夫が必要。 |
Bランク | ホンダ | N-VAN | タイヤハウスがあるためベッドキットがあった方がいい。 |
Cランク | ダイハツ | アトレーワゴン | かなりの段差、多くの工夫が必要。 |
Cランク | ホンダ | バモス | 段差および金具有、底上げ必須。 |
私のオススメのマットを使用することで段差の解消もでき、気持ちよく車中泊できます。詳しくはこちら↓
軽バンを車中泊仕様にする前のレイアウト方法
車内をレイアウトする時に重要な事は目的に合わせる事。
特にDIYで車中泊仕様にカスタムする場合には、何を目的で車中泊をするのかを明確にしてレイアウトを決めていくことをオススメします。そうすることでDIY作業がスムーズに行うことができたり、使い勝手の良くすることができ、自分の納得のいくものができるに違いありません。
そして、レイアウトを決めるうえで目的と並行して考えなければいけない重要な要素が5つあります。
①何人で使用するのか:軽バンで就寝できる人数は2人が限界だと思いますが、快適性を考えるならば断然1人です。
②寝床は型はどうするのか:架装した床面に布団などを敷く方法は車内を広く使えるので、比較的自由なレイアウトを実現できます。
市販のベッドキットを購入する方法は車種に合わせて作られていることが多いので、綺麗な仕上がりを求める人や分割式が多いので普段使いしている人におすすめです。
イレクターパイプでベッドを組み付ける方法は、簡単かつ早く設置でき、ベッドの下には大容量の収納が作れるのでアウトドアに向いています。イレクターパイプはどれも同じなので個性に乏しくこだわりを出すのが難しいです。
DIYでベッドを自作するといった方法は大きさや収納ギミックを細かく設定でき、何より手作りであるため愛着とこだわりをハンパないです。
③収納の容量はどれくらいいるのか:キャンプならば持って行くギアの数、釣りならば道具の種類や形状、旅行がメインならば着替えやタオルなど目的によってかなりバラツキが出てきますが、多めに確保して損はありません。
ベッドを使用しない場合は天井面に余裕があるので、ネットなど使い借り物を収納することができます。
ベッド下を収納スペースとして使う時は、取り出しやすさも考慮する必要があります。自作ベッドではスライドレールなどを使用し、中の物を取り出しやすくするのが良いかと思います。
④テーブルの必要性なのか:テーブルの使用目的としては主に飲食が目的ですが、鍵や携帯など小物を置いておくにも便利なので小さくてもあった方がいいでしょう。
トランクカーゴなどの上に板を置き、テーブル代わりにすれば収納もできて便利です。
車中飯を作るならばかなり大きなスペースが必要となるので、その分のスペースを確保する必要があります。
⑤電源および配線はどうするのか:今や車中泊の必須アイテムと言えるポータブル電源。家電を使わない場合でも300Whぐらいの物は積んでおくと安心。絡まったり、引っかかったりしないように配線を考えて設置場所を決めましょう。
①から⑤のレイアウトが終わったらあとは照明、シンク、冷蔵庫など必要に応じて設置場所をレイアウトしていきます。
レイアウトとは設計図みたいなもの。あらかじめ配置する場所や配置する物のサイズなど調べておくと実際にDIYする時にすごく作業がしやすくなるし、ミスも少なくなるので車中泊の目的とそれに合わせた①から⑤の要素をレイアウトしておくことを強くオススメします。
車中泊の目的と車内レイアウトガイド
ここでは実際に私が愛車のバモスのカスタムした内装を解体して、改めて新しい形の車中泊仕様に作り直した時のレイアウト方法を例にして解説していきます。

私の最近の車中泊の目的は旅と車中飯。なので、それに合うようなレイアウトを考えていきます。
ちなみにキャンプや登山もたまにしますが、その時は主な荷物はルーフキャリアに積んでいきます。
①使用人数はほとんどの場合、私1人なのでソロ専用として作り上げていきます。ただし、普段子供を載せる時もあるので、なるべく簡単に後席の1つは展開できるように工夫します。

②寝床は自作のベッドです。やはりベッド下の収納が欲しかったのとバモスは標準ルーフなので、あまり背の高いベッドにすると頭が当たってしまうので自分の使いやすい物にするために木製のベッドを作ります。

③収納は先ほども言ったように、バモスが標準ルーフなのでなかなか確保するのが難しかったのですが、ベッド下収納だけでは物足りないので、助手席側だけに天井収納を設置します。また、運転席上にもオーバーヘッドコンソールを作ります。また、後席のシートを外してそこも収納にしたのでかなりの容量を確保できます。


④テーブルは車中飯を作るのに必要なので、大きめの物を用意。調理台にはシンクもつけ、調理器具が収納できるようにする。


⑤ポータブル電源は調理家電を使うので700W以上使用できるものを用意。私はその他にも300wと500wを使えるポータブル電源の3台併用し、携帯充電や照明、扇風機、電気毛布、冷蔵庫などそれぞれ使いやすい所に配置しています。
天井照明のケーブルは車内を架装したときに見えないようにするため、あらかじめどのように配線しどの電源を使うのかを決めます。配線類は見えない方が仕上がりは綺麗ですが、後から変更が大変なのでレイアウトの段階で吟味することをおススメします。

その他の物として冷蔵庫とゴミ箱を置いて基本的なレイアウト完了です。
以上①~⑤で大体の車内のレイアウトができ、配置することができるはずです。あとは好みのこだわりを詰め込んで自分だけの1台を作り上げて下さい。
軽バン車中泊の魅力!こだわり空間と車内レイアウト紹介
ベッドなど置かずに床面を目一杯使うレイアウト。


アウトドア汎用レイアウト。


釣り用レイアウト。


その他のアウトドアのレイアウト。


こだわりのレイアウト。


べッドキット例。


収納例。


軽バンで車中泊する時に知っておきたいメリットとデメリット
軽バンで車中泊するにあたりそのメリットとデメリットを知っておくことは満足いく車中泊をするうえで重要な事です。ですので、分かりやすくミニバンと比較してみて、その結果からメリットとデメリット解説していきます。
軽バンで車中泊するメリットは?
日本独自の規格である軽バン(軽自動車)にはメリットがたくさんあります。中でも、車中泊を前提に考えた場合のメリットは以下の通りです。
購入費用、維持費が安い
購入費用は、当たり前ですが新車であるならば圧倒的に軽バンの方が安いです。ただし、中古車ならばミニバンは元の値段と比べて割引率は高くお値打ちなことも多いですが、本体価格そのものは軽バンのが安いと思います。
特筆すべきは維持費の安さで、例えば自動車税はリッターサイズのミニバンが年29500円~なのに対して、軽バンは5ナンバーで1年10800円、4ナンバーで5000円とかなり安くなります。
車検費用や保険料などの費用も、ほとんどがミニバンより軽バンの方がリーズナブルです。
駐車する場所に困らない
車中泊では「混雑している」「車を止められるスペースが狭い」などの理由で、駐車できる車のサイズが限られることがあるので。車中泊したい場所への道中や山道など道幅が狭いときも、軽バンなら安心して行けます!
セカンドカーとして使える
車中泊専用の車を持つのはなかなか大変で、特にミニバンはファミリーカーとして普段使いすることが多いと思うので、やはり難しいのではないでしょうか。しかし、軽バンならばかなりの格安車もあるし荷室も広いのでちょっと出かける時に乗ったり、趣味専用車としてラゲッジに荷物を置いておくのもいいと思います。
軽バンならばレイアウト次第で普段使いから車中泊まで容易に使用でき、週末は趣味の軽バン遊びを楽しみましょう。
軽自動車で車中泊するデメリットは?
軽バンの主なデメリットは下記の2つ。ただ、車中泊に求めるスタイルによっては、デメリットに感じないことも!
就寝できるスペースが限られる
車体サイズに制約のある軽バンは、どうしても車内空間が狭い。これはミニバンと比べても明らかなウイークポイント。だが、ソロ~2名までの車中泊なら、車内が広い軽バンであれば十分に対応可能。荷物を置いておくスペースが足りない場合も、収納グッズやルーフキャリアの活用などで対策してみてはいかがでしょう。
乗り心地が悪くパワーが足りない
これは軽バン乗りにとっては覚悟するべきデメリットです。ただ、この点についても、パワフルなターボ車を選べばある程度は解消されるかも。さすがに峠道などでは排気量の違うミニバンには敵う訳ないですが。また、乗り心地についても、ミニバンには遠く及びません。というか、商用の軽バンと比べること自体ナンセンスな話であります。それくらい乗り心地は良くないですね。
まとめ
車は1人使用がメインなので軽自動車で十分ですが、その中でも軽バンは荷室が広く車内レイアウトの自由度が高いので車中泊にオススメです。
軽バンにも種類があるので、ランキングを参考に自分に合った物を選ぶといいでしょう。
そして、車中泊は目的に合わせて車内レイアウトすることで、無駄の少ない使い勝手のいい内装に仕上がるのでぜひ試してください。
車中泊そのものの魅力やメリットとデメリットとデメリットについて詳しくはこちら↓
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
以上、真サガでした。